おはようございます。のざきです。
今朝は、5時起床。
予定より30分遅れで朝の散歩のスタート。
写真は、我が家の南に東海道本線まで続く一本道。
何気ない風景だが、私のお気に入りの一つです。
さて、「知識の過食ということはない。しかし、不消化ということはある。知識の不消化は決して過食のためではなく、生かじりのためである。」とは、次郎物語を書いた下村湖人の言葉だ。
昨今は、本当に情報収集が容易になったと思う。
インターネットをはじめ書店に行っても情報ツールは溢れている。
書店の平積みの書籍を眺めながら、世相や話題、流行を感じとることも少なくない。
「知識の過食」そして「不消化」に対しての戒めは、古典などでも説かれ古くから注意をはらうべきものだとされている。
特に知識を高めようと努力することは、奨励されているが不消化で終わってはならないと言っている。
いわゆる「頭でっかちになってはならぬ」ということである。
かつては、「大学にいくとバカになるよ」なんてセリフも巷を闊歩したとか・・・。
下村 湖人は、こんな言葉も残している。
「馬鹿は必ずしも高慢ではない。しかし、高慢な人は人はすべて馬鹿である」。
奥深い言葉だと思う。
無くて七癖、あって四十七癖。人は場の雰囲気で「知ったかぶり」をしてしまうことがある。
底の浅い薄っぺな知識を振りかざすと、返って恥じをかいてしまうことがあるものだ。
ある人が「一番手に負えないのは、わかっていないことをわかっていないことだ」と言っていた。
言い得て妙である。
松下幸之助氏の言葉だったと思うが「それが何かわからない時は、わかるようになるまで汗をながすしかない」。
私のような者は、人並み以上の努力を持ってようやく人並みということがよくある。
顎が外れる位の努力を重ね自身を鍛える事が必要だと感じた朝でした。
さぁ!今日も一日がんばるゾウ!
Posted by しょうぞう力 at 07:12│
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